DHAびっくりデータ

痴呆・がん・アトピー・高血圧・動脈硬化…

矢澤 一良 著 1995.09.28 発行
ISBN 4-89295-353-9 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)

医薬品レベルで注目されはじめたDHA

DHAびっくりデータ

健康ブームの中、たくさんの健康食品が市場に出回っていますが、DHAはそれらとはちょっと一線を画した存在になりつつあります。
というのも、本来、健康食品というものに対してかなり懐疑的な医療現場の人たちや、世界各国の医学および薬学の研究者たちが、本腰を入れてDHA研究に着手しはじめた結果、日々刻々とその実力のすごさが明らかになり、健康食品の範疇を越えて、医薬品レベルでの注目度が高まってきているからです。

前回、私はこのふるさと文庫シリーズで『魚のDHAで難病に克つ』という小冊子を出版し、当時の最先端のDHA研究を紹介しました。おかげさまで多くの読者の方から大きな反響をいただき、私自身のDHA研究の励みにもなってきました。
しかしあれからわずか二年の間にDHA研究は驚くほど進み、さらに新しいDHA効果が続々と発表され、前回の小冊子で紹介した分だけではコト足りなくなってきました。

そこで、現在までに明らかにされている最新のDHA研究、特に臨床の場での効果を含めてまとめたのが本書であります。
本書を読んでいただければわかると思いますが、北は北海道から南は九州に至るまで、実に全国の医・薬学の研究者および臨床医の先生方が、痴呆症やがんをはじめ、アレルギー、高血圧、糖尿病、動脈硬化など、現代の難病といわれるさまざまな病気に対するDHAのすばらしい効果を明らかにしています。

本書の内容は、必ずや多くの人たちの健康管理に役立つと確信しております。できれば前著『魚のDHAで難病に克つ』と併せて読んでいただくと、DHAの効果についてより一層深い理解が得られると思います。

また、これを機に、一人でも多くの方が食生活の見直しを真剣に考えるようになっていただければ幸いです。


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