ブレインフードDHAで“脳と心”が元気になる

うつ、キレる、ADHD、痴呆症、脳の老化、ストレス障害に効果あり

矢澤 一良 著 2003.04.16 発行
ISBN 4-89295-436-5 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)

脳血管型痴呆の予防と回復に最適

ブレインフードDHAで“脳と心”が元気になる

血管を守り、血行をよくする
もう一つの脳血管型痴呆は、文字どおり脳の血管障害(脳梗塞、脳血栓、脳出血)に基づいて発生します。
DHAを日常的にとっていると、血管の老化が抑えられ、血液の流れをよい状態に保てることから、脳の血管障害の予防に最適です。
また、すでに脳の血管障害が進んで痴呆症状が出ている場合でも、DHAの摂取で残っている神経細胞が元気になれば、症状の回復に役立ちます。

患者さんの症状が改善された!
実際に、私と前出の宮永和夫先生の共同研究では、次のような成果がみられています。
脳血管型の患者さん13名を「DHA投与群」と「偽薬投与群」に分けて、6ヵ月にわたって症状の変化をみました。
その結果、10名の患者さんに症状の改善が確認できました。
具体的には、意志伝達、意欲・せん妄・徘徊、うつ、歩行障害などに効果がみられています。


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